この度は、世界総極真の公認審査会を受審させていただき誠にありがとうございました。
二年前から昇段審査への準備を始め、その間に型の試合の出場、組手試合の復帰と頑張れたのは、やはり空手が好きで極真空手が自分の生きがいになっているからです。
入門した20年前、旧本部道場の緊張感と入門した時の喜びは今でも忘れていませ。 大石範士には第一回世界総極真世界大会シニアの部に出場させていただいたことに深く感謝しています。
松田先生には、様々なご指導をいただき、道場仲間には、ミット、スパーリング、型と稽古につきあっていただき、当日の朝は、気負いもなく迎えることができました。
しかしながら、審査会が始まると一切の誤魔化しのきかない「、張り詰めた緊張感に、繰り返す型の中で体力、気力はかなり消耗されていきました。
組手が始まり、序盤で、左薬指を脱臼、剥離骨折をしてしまいましたが、時に少年部がテーピング、コールドスプレーと、F1のコックピットの動きを思わせる連携に随分助けられました。本当にありがとうございました。
指が反り返ってしまった時に、「あ〜やってしまった、、、」一瞬青ざめましたが、絶対に完遂したい!! そんな時に審査会に駆けつけていただいたご父兄、道場仲間の応援は身に沁みました。
日頃から範士の言われる「極地において真を極める」怪我をしたからこそ、審査会で体験出来たと思います。 基本、型、組手、どれ一つかけること、劣ることのないように今まで以上に真摯に空手道に精進していきます
「一つの型は、三千回」。 反復の大切さを身に沁みました。
審査会を見守っていただいた師範、先生、先輩方、対戦相手をしていただいた方々に心より御礼いたします。 三十人目の相手をしていただいた杉本先生には呼吸法と気合いの大切さを実感させていただきありがとうございました。
選手稽古でご指導いただいた鍋田先生ありがとうございました。
いつも叱咤激励をしていただき、やる気を出させていただいた松田先生、誠にありがとうございました。この度は参段に昇段させていただき益々身の引き締まる思いです。
大石範士には、恵まれた環境の中で稽古出来ることを誠にありがとうございます。 範士が言われた「どんな苦しい時でも、人は転じることが出来る」
沢山の言葉も社会生活の中でも心の支えとなり、空手の経験が人生に役立っています。
極真空手大石道場で20年稽古出来たことを誇りに思い、まだまだ力不足ではありますが、大石道場の発展、先生としての責務を全うしたく、空手道に精進していくことを誓います。
押忍
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