大石 守 五段(浜松入野道場責任者)
〜2022年03月06日取得〜


 この度は、五段の昇段を許して頂き誠にありがとうございました。

 昨年の昇段審査会で、時田先生が、見事な四十人組手を達成した直後に、大石範士から来年は、五十人組手をやるんだねと言われ、「押忍」と返事をして、今回の昇段審査を受ける事になりました。

 その時に一年の準備期間中にできる事を精一杯やろうと心に誓いました。そしてその日からまず補強を始めました。回数は、審査会と同じ回数を行いました。その後は回数を少しづつ増やしていき最終的には、拳立てを100×5、腹筋を200×5、スクワットを200×5セットを毎日行いました。スタミナトレーニングは、以前なら入野道場の近くにある佐鳴湖一周約7キロの道のりを25分ぐらいで走っていましたが、膝の故障で走れなくなってしまいました。そこからは膝への負担が少ない自転車トレーニングを取り組んできました。内容は、浜名湖一周約70キロの道のりを2時間半で走ることです。一年間毎週土曜日の朝7時に出発して9時半ごろに入野道場に戻り、サンドバックを1分×50回を、行いました。
 そして今回一緒に昇段審査を受けた鈴木真司さんとミット打ちや、組手、型の稽古を行う事が出来、大変心強かったです。さらに審査会当日に、元入野道場生の園原さんも一緒に昇段審査を受ける事を知り心強く昇段審査を受けることができました。

 今回年間を通して一緒に稽古をしてくれた入野道場生、豊田道場の皆様や、審査会当日貴重なアドバイス、サポートをして頂いた、大石範士、海野師範、田原師範、橘師範、松田師範、尾高師範、岩崎師範、渡邉知治先生、江澤先生、杉本先生、吉永先生、田平先生、田中守さん、菅沼匡人君、川口陸翔君には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。型の審査では、大石範士から、審査用の稽古しかしていないと指摘を頂き、もっと深く型の稽古を行わければいけないと反省をしました。五十人組手では、休憩中に飲んだゼリーでお腹を下してしまい三十人目ぐらいから腹痛が起き四十人目ぐらいからトイレに行きたくなり、体はまったく動かなくなってしまいました。最後に思わぬ試練に遭いましたが、みなさまの応援のお陰でなんとか五十人組手を達成することができました。本当にありがとうございました。

 これからも極真空手を精一杯続けていきたいと思います。

 押忍