遠藤 梨瑚   初段(総本部)
〜2018年2月11日取得〜


 この度は、公認審査会の機会を頂き、まことにありがとうございます。
 私は小学1年の3月に裾野道場に見学に行き、空手に魅力を感じ、何度か体験させていただいた後入門することを決めました。 稽古を重ねていくうち楽しくなり、稽古の回数がどんどん増えていきました。 初めての夏の合宿はとても楽しく、空手に対する気持ちが大きく変わった行事になりました。 型をしっかり覚え、進級することを目標に頑張るようになりました。 初めての審査会では、とても緊張しましたが進級でき、とても嬉しかったことを覚えています。 高学年になるにつれ稽古時間の調整ができなくなり、沼津本部道場に移籍することになりました。 田原師範には空手の事や、礼儀、人としてのあり方などを沢山教えていただきとても感謝しています。
 私が初めて大会で入賞したのは、組手の試合でした。とても嬉しかったのを今でも覚えています。 しかし、次の試合からは、なかなか勝つことができず、相手に一本を取られ試合を最後までできなかったりということを 繰り返した結果、組手に対して苦手意識が芽生えてきたりしてました。そんな時、範士の「型や基本をしっかりやれば いつか組手もよくなる」という言葉を信じ、私は型や基本を更に一生懸命やるようになりました。 私の場合結果がでるまでに時間がかかりましたが、今では組手に対する苦手意識は消え、試合時間を戦うことができるように なってきました。範士が言っていたことは本当なんだと実感、益々尊敬しています。
 入門した時からの黒帯になるという夢がとうとう叶いました。 昇段したことで満足せず、これからは黒帯としての自覚を持ち、後輩たちの見本となる様頑張りたいと思っています。
 最後になりましたが、大石範士、田原師範、尚弥先輩、尚人先輩、道場の皆様、父兄の皆様、いつも支えてくれたお父さん、 お母さん、本当にありがとうございました。この気持ちを忘れずにこれからも邁進していきたいと思います。

 押忍